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開発者エリア/Maharaアーキテクチャイントロダクション/コアコンポーネント: Difference between revisions

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Maharaコアでは構造にいくつかのコンポーネントを提供しています。コンポーネントの一部はプラグインシステムにより着脱可能です。
 
Maharaコアでは構造にいくつかのコンポーネントを提供します。コンポーネントの一部はプラグインシステムにより着脱可能です。


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===ユーザ===
===ユーザ===


殆どすべてのシステムにはユーザが存在します。Maharaでは特に誰かがログインしなくても使用できる機能を提供しています。コアはユーザにシステムへの登録および自分のアカウントの管理を許可します。多くのプラグインタイプはユーザの側面にも適用されます。例えば認証はユーザがどのようにシステムに認証されるかコントロールします。そして、通知はユーザがどのようにシステム内イベントに関する通知を受信するかコントロールします。
殆どすべてのシステムにはユーザが存在します。Maharaでは特に誰かがログインしなくても利用できる機能を提供しています。コアはユーザにシステムへの登録および自分のアカウントの管理を許可します。多くのプラグインタイプはユーザの側面にも適用されます。例えば認証はユーザがどのようにシステムに認証されるかコントロールします。そして、通知はユーザがどのようにシステム内イベントに関する通知を受信するかコントロールします。


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===アーティファクト===
===アーティファクト===


Mahara内のコンテンツの基本的な単位はアーティファクトと呼ばれます。ブログ記事およびブログ、ファイル、プロファイル情報等、すべてのものはアーティファクトと言えます。アーティファクトプラグインによりシステムにさらに機能を追加することができる点において最も興味深いプラグインタイプの1つと言えます。あなたが「私はシステムにXを追加したいと思います」 (XはWiki、カレンダー、投票等) と考える場合、そのためのアーティファクトプラグインを開発してください。
Mahara内コンテンツの基本的な単位はアーティファクトと呼ばれます。ブログ記事およびブログ、ファイル、プロファイル情報等、すべてがアーティファクトです。アーティファクトプラグインを使ってシステムにさらに機能を追加できる点において、最も興味深いプラグインタイプの1つとも言えます。あなたが「私はシステムに X を追加したいと思います」 (XはWiki、カレンダー、投票等) と考えた場合、そのためのアーティファクトプラグインを開発してください。


アーティファクトはユーザ、グループ、インスティテューションまたはサイト自体に属します。いくつかのアーティファクトはこれらの中の1つのコンテクストで意味を成しますが、他では意味を成しません。例えばユーザがWikiを持つことは意味を成しませんが (意味を成すことがあるかもしれませんが)、グループがWikiを持つことは意味を成します。
アーティファクトはユーザ、グループ、インスティテューションまたはサイト自体に属します。いくつかのアーティファクトはこれらの中の1つのコンテクストで意味を成しますが、他では意味を成しません。例えばユーザがWikiを持つことは意味を成しませんが (意味を成すことがあるかもしれませんが)、グループがWikiを持つことは意味を成します。
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===グループ Groups===
===グループ===
 
Maharaではユーザがアドホック (ad-hoc) グループを作成できます。グループは様々なユーザが参加して共同して特定のトピックを議論できるMahara内の場所です。あなたがFacebookユーザである場合、正に同じ概念である「Facebookグループ」を考えてください。グループの動きの詳細は'''グループタイプ'''プラグインで設定することができます。Various aspects of a group's behaviour can be configured using a '''grouptype''' plugin. Mahara ships with '''standard''' and '''course''' groups - the latter designed to group students, tutors and teachers in one formal place.<br />


Maharaではユーザがアドホック (ad-hoc) グループを作成できます。グループは様々なユーザが参加して協同して特定のトピックを議論できるMahara内の場所です。あなたがFacebookユーザである場合、正に同じ概念である「Facebookグループ」を考えてください。グループの動きの詳細は'''グループタイプ'''プラグインで設定できます。Maharaでは'''標準'''および'''コース'''グループが最初から作成されています - 後者は正式な場所での学生、チューターおよび教師のグループのために設計されました。<br />


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===ページ (ビュー) Views===
===ページ (ビュー) ===


The Views framework provides one of Mahara's most powerful concepts. It allows users to quickly build pages combining both their own personal artefacts with other information from outside the system, and also gives users precise control over who can see those pages when. It provides a page builder which allows users to quickly pull together content for display using drag and drop.
ページフレームワークはMaharaの最も強力な概念の1つを提供します。ページフレームワークでは個人のアーティファクトおよび外部システムの他の情報を統合したページをユーザが短時間で作成できます。そして、ユーザは誰がいつページを閲覧できるか詳細にコントロールできます。また、ユーザがドラッグ&ドロップですぐにコンテンツを集めて表示できるページビルダが提供されます。


The '''blocktype''' plugin type provides the ability to add different types of blocks that can be added to a View. Therefore, this is also a very interesting plugin type. Mahara ships with nearly 20 block types, and they're one of the smaller APIs to deal with, making creating new ones easy. Blocktypes can either use artefacts, or simply drag in content from outside the system. The ones that use artefacts are provided along with the artefact plugins themselves normally, making blocktypes the only plugin type that can be nested within another plugin.
'''ブロックタイプ'''プラグインタイプでは異なるタイプのブロックをページ (ビュー) に追加できる機能を提供します。これは非常に興味深いプラグインタイプでもあります。Maharaには約20個のブロックタイプが同梱されます。それらは扱うことのできる小さなAPIでもあり、新しいブロックタイプを簡単に作成できます。ブロックタイプはアーティファクトを使用するか、単純にシステム外部のコンテンツをドラッグできます。通常、アーティファクトを使用するブロックタイプはアーティファクトそれ自体と一緒に提供され、ブロックタイプを別のプラグイン内でネストできる唯一のプラグインタイプです。


Mahara ships with blocks to pull in video, RSS feeds and add blocks of text. In addition, each artefact plugin has blocktypes for its content - for example, the blog plugin has blocktypes for both inserting a blog and a blog post into a View.
MaharaにはビデオおよびRSSフィードを取得するためのブロック、およびテキストを追加するためのブロックが同梱されます。加えて、それぞれのプラグインはコンテンツのブロックタイプを持ちます - 例えば、ブログプラグインはブログおよびページへのブログ投稿を追加するための両ブロックタイプを持ちます。


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===インスティテューション Institutions===
===インスティテューション===


One of Mahara's goals is to make it as easy as possible for users to interact across boundaries such as schools. As such, Mahara is designed so that an entire set of schools or institutions can use the one instance, and have all of their users work together. However, this can add challenges for support - it's desirable if one school has control over its users and can provide first level support for them. So Mahara supports the concept of institutions. They have their own administrators, themes and authentication mechanisms, and the administrators can perform basic actions such as resetting their users' passwords. This scales out all the way to a national level - the MyPortfolio service in New Zealand provides one Mahara for all schools and another for all universities across New Zealand.
Maharaのゴールの1つにユーザが学校間のような境界を越えて、可能な限り容易に交流できるようにすることがあります。そのようにして、Maharaは学校またはインスティテューションの集合体が1つのインスタンスを使用してユーザすべてが連携できるよう設計されています。しかし、これにはサポートに関する課題が発生する場合があります - 例えば、ある教育機関がユーザを管理して、ユーザに初級レベルのサポートを提供する場合です。そのため、Maharaはインスティテューションの概念をサポートします。インスティテューションには独自の管理者、テーマ、および認証方法があります。インスティテューション管理者はユーザパスワードのリセット等、基本的な操作を実行できます。これにより全国レベルまでスケールアウトできます - ニュージーランドのMyPortfolioサービスでは1つのMaharaを使ってニュージーランドすべての学校および大学にサービス提供されています。


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'''Previous: '''[[Developer Area/Mahara Architecture Introduction|'''Mahara Architecture Introduction''']]
| style="text-align: right" |
'''Next: '''[[Developer Area/Mahara Architecture Introduction/Core Subsystems|'''Core Subsystems''']]
|}
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Latest revision as of 17:42, 4 August 2019

Maharaコアでは構造にいくつかのコンポーネントを提供しています。コンポーネントの一部はプラグインシステムにより着脱可能です。

ユーザ

殆どすべてのシステムにはユーザが存在します。Maharaでは特に誰かがログインしなくても利用できる機能を提供しています。コアはユーザにシステムへの登録および自分のアカウントの管理を許可します。多くのプラグインタイプはユーザの側面にも適用されます。例えば認証はユーザがどのようにシステムに認証されるかコントロールします。そして、通知はユーザがどのようにシステム内イベントに関する通知を受信するかコントロールします。

アーティファクト

Mahara内コンテンツの基本的な単位はアーティファクトと呼ばれます。ブログ記事およびブログ、ファイル、プロファイル情報等、すべてがアーティファクトです。アーティファクトプラグインを使ってシステムにさらに機能を追加できる点において、最も興味深いプラグインタイプの1つとも言えます。あなたが「私はシステムに X を追加したいと思います」 (XはWiki、カレンダー、投票等) と考えた場合、そのためのアーティファクトプラグインを開発してください。

アーティファクトはユーザ、グループ、インスティテューションまたはサイト自体に属します。いくつかのアーティファクトはこれらの中の1つのコンテクストで意味を成しますが、他では意味を成しません。例えばユーザがWikiを持つことは意味を成しませんが (意味を成すことがあるかもしれませんが)、グループがWikiを持つことは意味を成します。

グループ

Maharaではユーザがアドホック (ad-hoc) グループを作成できます。グループは様々なユーザが参加して協同して特定のトピックを議論できるMahara内の場所です。あなたがFacebookユーザである場合、正に同じ概念である「Facebookグループ」を考えてください。グループの動きの詳細はグループタイププラグインで設定できます。Maharaでは標準およびコースグループが最初から作成されています - 後者は正式な場所での学生、チューターおよび教師のグループのために設計されました。

ページ (ビュー)

ページフレームワークはMaharaの最も強力な概念の1つを提供します。ページフレームワークでは個人のアーティファクトおよび外部システムの他の情報を統合したページをユーザが短時間で作成できます。そして、ユーザは誰がいつページを閲覧できるか詳細にコントロールできます。また、ユーザがドラッグ&ドロップですぐにコンテンツを集めて表示できるページビルダが提供されます。

ブロックタイププラグインタイプでは異なるタイプのブロックをページ (ビュー) に追加できる機能を提供します。これは非常に興味深いプラグインタイプでもあります。Maharaには約20個のブロックタイプが同梱されます。それらは扱うことのできる小さなAPIでもあり、新しいブロックタイプを簡単に作成できます。ブロックタイプはアーティファクトを使用するか、単純にシステム外部のコンテンツをドラッグできます。通常、アーティファクトを使用するブロックタイプはアーティファクトそれ自体と一緒に提供され、ブロックタイプを別のプラグイン内でネストできる唯一のプラグインタイプです。

MaharaにはビデオおよびRSSフィードを取得するためのブロック、およびテキストを追加するためのブロックが同梱されます。加えて、それぞれのプラグインはコンテンツのブロックタイプを持ちます - 例えば、ブログプラグインはブログおよびページへのブログ投稿を追加するための両ブロックタイプを持ちます。

インスティテューション

Maharaのゴールの1つにユーザが学校間のような境界を越えて、可能な限り容易に交流できるようにすることがあります。そのようにして、Maharaは学校またはインスティテューションの集合体が1つのインスタンスを使用してユーザすべてが連携できるよう設計されています。しかし、これにはサポートに関する課題が発生する場合があります - 例えば、ある教育機関がユーザを管理して、ユーザに初級レベルのサポートを提供する場合です。そのため、Maharaはインスティテューションの概念をサポートします。インスティテューションには独自の管理者、テーマ、および認証方法があります。インスティテューション管理者はユーザパスワードのリセット等、基本的な操作を実行できます。これにより全国レベルまでスケールアウトできます - ニュージーランドのMyPortfolioサービスでは1つのMaharaを使ってニュージーランドすべての学校および大学にサービス提供されています。

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