Actions

Difference between revisions of "開発者エリア/Maharaアーキテクチャインストラクション/コアコンポーネント"

From Mahara Wiki

< 開発者エリア/Maharaアーキテクチャインストラクション
 
(39 intermediate revisions by the same user not shown)
Line 1: Line 1:
作成中です - [[User:Mits|mits]]
+
Maharaコアではその構造の助けとなるいくつかのコンポーネントを提供します。これらのコンポーネントのパーツはプラグインシステムを使用して脱着可能にすることができます。
 
 
The Mahara core provides some components instrumental to its structure. Parts of these components may be pluggable using the plugin system.
 
  
 
<div id="section_1">
 
<div id="section_1">
Line 7: Line 5:
 
===ユーザ===
 
===ユーザ===
  
ほとんどのシステムにはユーザが存在しますが、特にMaharaではログインせずに使用することができる機能をほとんど提供しません。コアではユーザがシステムに登録すること、および自分のアカウントを管理することができます。多くのプラグインタイプにも、ユーザの側面が適用されます。例えば、認証はユーザがどのようにシステム認証するのか、また通知はユーザがシステム内のイベントをどのように受信するのかコントロールします。
+
ほとんどのシステムにはユーザが存在しますが、特にMaharaではログインせずに使用することができる機能をほとんど提供しません。コアではユーザがシステムに登録すること、および自分のアカウントを管理することができます。多くのプラグインタイプにもユーザの側面が適用されます。例えば、認証はユーザがどのようにシステム認証するのか、通知はユーザがシステム内のイベントをどのように受信するのかコントロールします。
  
 
</div><div id="section_2">
 
</div><div id="section_2">
Line 13: Line 11:
 
===アーティファクト===
 
===アーティファクト===
  
Maharaにおけるコンテンツの基本単位はアーティファクト (artefact) と呼ばれます。All sorts of things are artefacts - blog posts &amp; blogs, files, profile information and more. The artefact plugin type allows more to be added to the system, and as such is one of the most interesting plugin types. If you're thinking "I want to add X to the system" where X is something like wikis, calendars, polls etc, then you're probably going to be creating an artefact plugin to provide it.
+
Maharaにおけるコンテンツの基本単位はアーティファクト (artefact) と呼ばれます。あらゆる種類のものはアーティファクトと言えます - ブログ記事、ブログ、ファイル、プロファイル情報等。さらにアーティファクプラグインをシステムに追加することができ、プラグインタイプの中でも最も興味深いものです。あなたが「システムにXを追加したい」と思った場合、XはWiki、カレンダー、投票等ですが、恐らく、あなたはそのためのアーティファクトプラグインを開発できるでしょう。
  
Artefacts can belong to users, groups, institutions or the site itself. Some artefacts may make sense in the context of one of these but not the others - for example it might not make sense for users to have wikis (or maybe it might!), while it would make more sense for groups.
+
アーティファクトはユーザ、グループ、インスティテューションまたはサイト自体に属することができます。いくつかのアーティファクトはこれらの1つのコンテクストでは意味を成しますが、その他では意味を成しません - 例えば、ユーザがグループを持つことが意味を成すのに対して、Wikiを持つことは意味を成さないでしょう (意味を成す場合もありますが!)
  
 
</div><div id="section_3">
 
</div><div id="section_3">
Line 21: Line 19:
 
===グループ===
 
===グループ===
  
Mahara allows users to create ad-hoc groups. Groups are spaces within Mahara that various users can be a part of, to collaborate and discuss a certain topic. If you're a facebook user, think "Facebook group" - it's exactly the same concept. Various aspects of a group's behaviour can be configured using a '''grouptype''' plugin. Mahara ships with '''standard''' and '''course''' groups - the latter designed to group students, tutors and teachers in one formal place.
+
Maharaではユーザが特別なグループを作成することができます。Maharaにおいて、グループは複数のユーザが参加、共同作業、特定のトピックに関して議論できるスペースです。あなたがFacebookユーザである場合、「Facebookグループ」 (全く同じコンセプトです) をお考えください。グループの動作に関する様々な部分は'''grouptype'''プラグインを使用して設定することができます。Maharaは'''標準'''および'''コース'''グループと共に提供されます - 後者では1つの場所に学生、チューターおよび教師グループを作成することができます。
  
 
</div><div id="section_4">
 
</div><div id="section_4">
Line 27: Line 25:
 
===ビュー===
 
===ビュー===
  
The Views framework provides one of Mahara's most powerful concepts. It allows users to quickly build pages combining both their own personal artefacts with other information from outside the system, and also gives users precise control over who can see those pages when. It provides a page builder which allows users to quickly pull together content for display using drag and drop.
+
ビューフレームワークではMaharaの最もパワフルなコンセプトを提供します。ビューによって、ユーザは自分のアーティファクトおよびシステム外の情報を含むページを迅速に作成することができます。また、誰がページを閲覧できるのか、詳細にコントロールすることができます。ここではユーザによるドラッグ&ドロップにより、コンテンツを素早く集めて表示できるページビルダが提供されます。
  
The '''blocktype''' plugin type provides the ability to add different types of blocks that can be added to a View. Therefore, this is also a very interesting plugin type. Mahara ships with nearly 20 block types, and they're one of the smaller APIs to deal with, making creating new ones easy. Blocktypes can either use artefacts, or simply drag in content from outside the system. The ones that use artefacts are provided along with the artefact plugins themselves normally, making blocktypes the only plugin type that can be nested within another plugin.
+
'''ブロックタイプ'''プラグインタイプでは、異なるタイプのブロックをビューに追加する機能を提供します。これは非常に興味深いプラグインタイプでもあります。Maharaには約20のブロックタイプが同梱されます。これらのブロックタイプは小さなAPIの1つであり、新しいブロックタイプの作成を容易にします。ブロックタイプでは、アーティファクトを使用、または外部システムからコンテンツを読み込むことができます。アーティファクトを使用する場合、別のプラグインタイプにネストできる唯一のプラグインタイプを作成し、アーティファクトプラグインそれ自体と共に提供します。
  
Mahara ships with blocks to pull in video, RSS feeds and add blocks of text. In addition, each artefact plugin has blocktypes for its content - for example, the blog plugin has blocktypes for both inserting a blog and a blog post into a View.
+
MaharaはビデオおよびRSSフィードを取得できるブロック、およびテキストを追加できるブロックと共に配布されています。加えて、それぞれのアーティファクトプラグインでは、それ自体のコンテンツに関するブロックタイプを持ちます - 例えば、ブログプラグインにはブログおよびブログ投稿をビューに追加するブロックタイプがあります。
  
 
</div><div id="section_5">
 
</div><div id="section_5">
Line 37: Line 35:
 
===インスティテューション===
 
===インスティテューション===
  
One of Mahara's goals is to make it as easy as possible for users to interact across boundaries such as schools. As such, Mahara is designed so that an entire set of schools or institutions can use the one instance, and have all of their users work together. However, this can add challenges for support - it's desirable if one school has control over its users and can provide first level support for them. So Mahara supports the concept of institutions. They have their own administrators, themes and authentication mechanisms, and the administrators can perform basic actions such as resetting their users' passwords. This scales out all the way to a national level - the MyPortfolio service in New Zealand provides one Mahara for all schools and another for all universities across New Zealand.
+
Maharaのゴールの1つとして、ユーザが学校の境界を越えて、可能な限り簡単に相互交流できるようにすることがあります。このようにして、Maharaは学校またはインスティテューション全体が1つのインスタンスを使用して、ユーザすべてが同時に作業できるよう、設計されています。しかし、このことにより、サポートに関して難しい問題が生じてしまいます - 1つの学校がそのユーザすべてをコントロールして、優先的なサポートを提供することが理想的な状態です。そのため、Maharaではインスティテューションのコンセプトをサポートしています。インスティテューションには、独自の管理者、テーマおよび認証メカニズムがあります。そして、インスティテューションの管理者はユーザパスワードのリセット等、基本的な処理を実行することができます。これは全国レベルまで拡張することができます - ニュージーランドのMyPortfolioサービスでは、1つのMaharaですべての学校、もう1つのMaharaでニュージーランド国内の大学すべてにサービスが提供されています。
  
 
{| width="100%" cellspacing="1" cellpadding="1"
 
{| width="100%" cellspacing="1" cellpadding="1"

Latest revision as of 04:23, 14 January 2013

Maharaコアではその構造の助けとなるいくつかのコンポーネントを提供します。これらのコンポーネントのパーツはプラグインシステムを使用して脱着可能にすることができます。

ユーザ

ほとんどのシステムにはユーザが存在しますが、特にMaharaではログインせずに使用することができる機能をほとんど提供しません。コアではユーザがシステムに登録すること、および自分のアカウントを管理することができます。多くのプラグインタイプにもユーザの側面が適用されます。例えば、認証はユーザがどのようにシステム認証するのか、通知はユーザがシステム内のイベントをどのように受信するのかコントロールします。

アーティファクト

Maharaにおけるコンテンツの基本単位はアーティファクト (artefact) と呼ばれます。あらゆる種類のものはアーティファクトと言えます - ブログ記事、ブログ、ファイル、プロファイル情報等。さらにアーティファクプラグインをシステムに追加することができ、プラグインタイプの中でも最も興味深いものです。あなたが「システムにXを追加したい」と思った場合、XはWiki、カレンダー、投票等ですが、恐らく、あなたはそのためのアーティファクトプラグインを開発できるでしょう。

アーティファクトはユーザ、グループ、インスティテューションまたはサイト自体に属することができます。いくつかのアーティファクトはこれらの1つのコンテクストでは意味を成しますが、その他では意味を成しません - 例えば、ユーザがグループを持つことが意味を成すのに対して、Wikiを持つことは意味を成さないでしょう (意味を成す場合もありますが!)。

グループ

Maharaではユーザが特別なグループを作成することができます。Maharaにおいて、グループは複数のユーザが参加、共同作業、特定のトピックに関して議論できるスペースです。あなたがFacebookユーザである場合、「Facebookグループ」 (全く同じコンセプトです) をお考えください。グループの動作に関する様々な部分はgrouptypeプラグインを使用して設定することができます。Maharaは標準およびコースグループと共に提供されます - 後者では1つの場所に学生、チューターおよび教師グループを作成することができます。

ビュー

ビューフレームワークではMaharaの最もパワフルなコンセプトを提供します。ビューによって、ユーザは自分のアーティファクトおよびシステム外の情報を含むページを迅速に作成することができます。また、誰がページを閲覧できるのか、詳細にコントロールすることができます。ここではユーザによるドラッグ&ドロップにより、コンテンツを素早く集めて表示できるページビルダが提供されます。

ブロックタイププラグインタイプでは、異なるタイプのブロックをビューに追加する機能を提供します。これは非常に興味深いプラグインタイプでもあります。Maharaには約20のブロックタイプが同梱されます。これらのブロックタイプは小さなAPIの1つであり、新しいブロックタイプの作成を容易にします。ブロックタイプでは、アーティファクトを使用、または外部システムからコンテンツを読み込むことができます。アーティファクトを使用する場合、別のプラグインタイプにネストできる唯一のプラグインタイプを作成し、アーティファクトプラグインそれ自体と共に提供します。

MaharaはビデオおよびRSSフィードを取得できるブロック、およびテキストを追加できるブロックと共に配布されています。加えて、それぞれのアーティファクトプラグインでは、それ自体のコンテンツに関するブロックタイプを持ちます - 例えば、ブログプラグインにはブログおよびブログ投稿をビューに追加するブロックタイプがあります。

インスティテューション

Maharaのゴールの1つとして、ユーザが学校の境界を越えて、可能な限り簡単に相互交流できるようにすることがあります。このようにして、Maharaは学校またはインスティテューション全体が1つのインスタンスを使用して、ユーザすべてが同時に作業できるよう、設計されています。しかし、このことにより、サポートに関して難しい問題が生じてしまいます - 1つの学校がそのユーザすべてをコントロールして、優先的なサポートを提供することが理想的な状態です。そのため、Maharaではインスティテューションのコンセプトをサポートしています。インスティテューションには、独自の管理者、テーマおよび認証メカニズムがあります。そして、インスティテューションの管理者はユーザパスワードのリセット等、基本的な処理を実行することができます。これは全国レベルまで拡張することができます - ニュージーランドのMyPortfolioサービスでは、1つのMaharaですべての学校、もう1つのMaharaでニュージーランド国内の大学すべてにサービスが提供されています。

前へ: Maharaアーキテクチャインストラクション

次へ: コアサブシステム