Mahara日本語ドキュメント/システム管理者ガイド/MaharaをMuninで監視する: Difference between revisions
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あなたはgitを使用してコピーするか、[https://github.com/lucisgit/mahara-munin-plugin GitHubから]プラグインをダウンロードすることができます。あなたがプラグインをダウンロードした場合、解凍してMunin標準プラグインディレクトリ (例 <tt>/usr/share/munin/plugins/</tt>) に入れること、またカスタムプラグインを分離したい場合、カスタムディレクトリに入れることができます。 | |||
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あなたは「<tt>plugin-conf.d</tt>」ディレクトリ内に設定ファイルを作成する必要があります。通常、このディレクトリは「<tt>/etc/munin/</tt>」となります。設定ファイル名に関して、特定の要件はありませんが、利便性のため「mahara」にした方が良いでしょう。設定には、標準[http://munin-monitoring.org/wiki/plugin-conf.d Muninプラグイン設定属性]、データベース接続設定のlibpq環境変数 (例 PGUSER, PGHOST等) および プラグイン独自の設定が含まれます。通常、postgresユーザとして、データベースサーバ上でプラグインを直接実行した方が簡単です。この場合、minimum設定は下記のようになります: | |||
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* <tt>env.dbprefix</tt> - | * <tt>env.dbprefix</tt> - あなたがMaharaデータベーステーブルで接頭辞を使用する場合、このパラメータを使用して正しい接頭辞を渡してください。 | ||
* <tt>env.showdefaultpages</tt> - | * <tt>env.showdefaultpages</tt> - デフォルト/システムページ (ユーザダッシュボード、ユーザプロファイル、グループホームページ) をグラフに表示するかどうか指定します。この変数の値を設定で「1」にすることができます。デフォルトでは無効にされています。 | ||
Muninプラグイン設定に関する詳細は[http://munin-monitoring.org/wiki/plugin-conf.d Munin wikiページ]をご覧ください。 | |||
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最後の作業は「<tt>/etc/munin/plugins</tt>」ディレクトリのシンボリックリンク (symlink) を作成することです。[http://munin-monitoring.org/wiki/WildcardPlugins ワイルドカードプラグインとして、Maharaプラグインは使用されるシンボリックリンクからデータベース名の決定を試みます。そのため、シンボリックリンクにはMaharaデータベース名を含む必要があります: | |||
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新しいプラグインが取り込まれることを確認するため、あなたはクライアントのmuninノードを再起動する必要があります。ここであなたは、Muninサービスから問い合わせがあった場合に何が表示されるのか閲覧することができます: | |||
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あなたはMuninサーバサイドの特定のサービスにおいて、警告および限界閾値を設定しても良いでしょう。上記の値の1つで制限が設定された場合、Muninウェブインターフェース内のサービスがハイライトされます。さらに詳細に設定した後、あなたは様々な警告を設定することができます。詳細は、[http://munin-monitoring.org/wiki/HowToContact このページ]をご覧ください。 | |||
== | ==開発者メモ== | ||
このMunin Maharaプラグインは[https://github.com/munin-monitoring/munin/blob/devel/plugins/lib/Munin/Plugin/Pgsql.pm Munin::Plugin::Pgsql]ライブラリを使用しています。現在のところ、PostgreSQLのみで動作します。また、グラフ生成コードを同一ファイル内に保持することのできる[http://munin-monitoring.org/wiki/MultigraphSampleOutput multigraph]プラグインでもあります。シンボリックリンクからデータベース名を取得するよう、[http://munin-monitoring.org/wiki/WildcardPlugins ワイルドカードプラグイン]機能が実装されます。 | |||
この作業に関する寄贈、およびあなたの変更を統合するためのpullリクエストの作成を歓迎します。 | |||
== | ==有用なリンク== | ||
* [https://github.com/lucisgit/mahara-munin-plugin mahara-munin-plugin | * [https://github.com/lucisgit/mahara-munin-plugin mahara-munin-plugin - GitHub] | ||
* [http://munin-monitoring.org/wiki/Documentation | * [http://munin-monitoring.org/wiki/Documentation Muninシステムドキュメンテーション (英語)] |
Latest revision as of 04:09, 26 September 2013
さまざまなMahara統計データを生成できるMuninプラグインはランカスター大学 (Lancaster University) CISの無償提供により、GitHubからダウンロードすることができます。これは複数グラフのためのワイルドカードMuninプラグインであり、Maharaデータベースから有用な統計を取得して美しいグラフを表示します。生成されるグラフは以下のとおりです:
- 現在のログインユーザ
- グループ
- ディスク使用量
- ページ
- ユーザ活動
プラグインはMahara 1.5またはそれ以上で使用することができます。現在のところ、PostgreSQLデータベースのみで動作します。
事前要件 (Pre-requires)
あなたのシステムにおいて、Muninをインストールおよび設定する必要があります。これは説明の範囲を超えているため、詳細情報に関して、Munin documentationをご覧ください。
設定
これを動作させるため、あなたはプラグインをインストール、プラグイン設定ファイルを作成、そしてプラグインへのシンボリックリンク (Moodleデータベース名を反映させるため) を作成する必要があります。
プラグインのインストール
あなたはgitを使用してコピーするか、GitHubからプラグインをダウンロードすることができます。あなたがプラグインをダウンロードした場合、解凍してMunin標準プラグインディレクトリ (例 /usr/share/munin/plugins/) に入れること、またカスタムプラグインを分離したい場合、カスタムディレクトリに入れることができます。
mv /tmp/mahara_ /usr/share/munin/plugins/mahara_
プラグインの設定
あなたは「plugin-conf.d」ディレクトリ内に設定ファイルを作成する必要があります。通常、このディレクトリは「/etc/munin/」となります。設定ファイル名に関して、特定の要件はありませんが、利便性のため「mahara」にした方が良いでしょう。設定には、標準Muninプラグイン設定属性、データベース接続設定のlibpq環境変数 (例 PGUSER, PGHOST等) および プラグイン独自の設定が含まれます。通常、postgresユーザとして、データベースサーバ上でプラグインを直接実行した方が簡単です。この場合、minimum設定は下記のようになります:
[mahara_*] user postgres
あなたのプラグインが別のサーバにある場合、Maharaデータベースにアクセスするため、さらなる設定が必要となります。プラグインがMunin::Plugin::Pgsqlライブラリを使用する場合、すべてのlibpq変数をサポートします。一般的な変数は下記のとおりです:
- PGHOST - 接続するホスト名
- PGPORT - 接続するポート番号
- PGUSER - 接続するユーザ名
- PGPASSWORD - 接続するためのパスワード (パスワードが必要な場合)
プラグイン設定で3つの変数を使用するため、あなたは環境設定として渡す必要があります。例) 「env.」を先頭に付加
[mahara_*] user root env.PGHOST your_db_hostname env.PGUSER your_db_username env.PGPASSWORD your_db_password
あなたがプラグインを使用したい場合、同様に環境設定として設定する必要のある独自設定変数があります:
- env.updatetime - あなたは時間ベースのデータを計算するための期間を設定することができます (例 ログインユーザ数レポートまたは課題提出数)。デフォルトでは設定値300秒 (Munin更新間隔5分) が使用されます。
- env.dbprefix - あなたがMaharaデータベーステーブルで接頭辞を使用する場合、このパラメータを使用して正しい接頭辞を渡してください。
- env.showdefaultpages - デフォルト/システムページ (ユーザダッシュボード、ユーザプロファイル、グループホームページ) をグラフに表示するかどうか指定します。この変数の値を設定で「1」にすることができます。デフォルトでは無効にされています。
Muninプラグイン設定に関する詳細はMunin wikiページをご覧ください。
シンボリックリンク (symlink) を作成する
最後の作業は「/etc/munin/plugins」ディレクトリのシンボリックリンク (symlink) を作成することです。[http://munin-monitoring.org/wiki/WildcardPlugins ワイルドカードプラグインとして、Maharaプラグインは使用されるシンボリックリンクからデータベース名の決定を試みます。そのため、シンボリックリンクにはMaharaデータベース名を含む必要があります:
ln -s /usr/share/munin/plugins/mahara_ /etc/munin/plugins/mahara_yourmaharadatabasename
「/usr/share/munin/plugins」ディレクトリ内でコマンド「ls -la」を実行することで、シンボリックリンクが正しいかどうか確認することができます:
lrwxrwxrwx 1 root root 52 Nov 21 16:29 mahara_mahara-db -> /usr/share/munin/plugins/mahara_
上記例のデータベース名は「mahara-db」となります。
あなたが同じデータベースサーバ上に1つ以上のMaharaデータベースを稼動させる場合、ワイルドカードプラグインの考え方は大規模システムに対して特に有用です。この場合、あなたは同一システム内のそれぞれのMaharaデータベースにシンボリックリンクを作成して、すべてを監視することができます。
設定およびプラグインのテスト
新しいプラグインが取り込まれることを確認するため、あなたはクライアントのmuninノードを再起動する必要があります。ここであなたは、Muninサービスから問い合わせがあった場合に何が表示されるのか閲覧することができます:
~# munin-run mahara_mahara-db
上記コマンドは、それぞれのグラフに関する現在のデータ値を出力します。
multigraph maharausers users.value 1 multigraph maharapages groupportfolio.value 42 instportfolio.value 1 userportfolio.value 531 ...
プラグインが出力するグラフに関する設定を閲覧するには、次のコマンドを実行します:
~# munin-run mahara_mahara-db config
あなたはプラグインのデバッグ詳細に関して、Munin wikiドキュメント (英語)をお読みください。
役立つヒント
あなたはMuninサーバサイドの特定のサービスにおいて、警告および限界閾値を設定しても良いでしょう。上記の値の1つで制限が設定された場合、Muninウェブインターフェース内のサービスがハイライトされます。さらに詳細に設定した後、あなたは様々な警告を設定することができます。詳細は、このページをご覧ください。
開発者メモ
このMunin MaharaプラグインはMunin::Plugin::Pgsqlライブラリを使用しています。現在のところ、PostgreSQLのみで動作します。また、グラフ生成コードを同一ファイル内に保持することのできるmultigraphプラグインでもあります。シンボリックリンクからデータベース名を取得するよう、ワイルドカードプラグイン機能が実装されます。
この作業に関する寄贈、およびあなたの変更を統合するためのpullリクエストの作成を歓迎します。